コウゾリナ (剃刀菜)

キク科コウゾリナ属
野道で普通に見られる野草と紹介されているコウゾリナでした。しかし、私は、なかなか見つけることができないでいたのでした。が、ついに見付けることができたのです。
車に自転車を積んで、となり町へ出かけました。渓流にかかる「石橋」の標識を見て、自転車に乗り換えて坂を登っていくと、途中にノゲシに似た花が咲いていました。葉の形は長楕円で鋸歯があり、葉や茎にはトゲのような毛が生えています。この毛にさわるとざらつくことから、カミソリに例えて名がついたという「コウゾリナ」です。
野道を歩く際には、いつも頭の片隅にあったのですが、ようやく出会うことができました。
巾10mほどのミニ峡谷にかけられた石橋は、明治30年に造られ、すでに130年近くたっています。
この辺りにかかる石橋ではもっとも古いという説明板がありました。