ゲンノショウコ

フウロソウ科フウロソウ属の多年草


   10月初め セイタカアワダチソウの蕾が膨らみ始める頃、ごみステーションのネットの間から、顔を出している濃いピンク色の可憐な花を見つけました。フウロソウのようですが、定かではありません。
グーグルレンズで検索すると、ハクサンフウロがヒットしました。しかし、高山植物です。九州西部の標高200m付近に自生しているとは思えません。葉の形に着目すると、切れ込みの少ないやや丸みを帯びた形をしています。図鑑では、ゲンノショウコの葉は、掌状とあります。フウロソウの葉は、は掌状で細かく、深く5裂、さらに2~3中裂しており、裂片部分の幅が広いのが特徴です。とあり、深く裂けている点が異なります。これらのことから、ゲンノショウコであると特定しました。 


    続編 実がはじけて神輿の屋根のように丸く反り返るようすを見たいものだと思って、毎日観察を続けていました。何を見つけてから、丁度3週間経った今日、神輿の屋根のように反り返った実を見つけました。