2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

マイマイカブリ

オサムシ科マイマイカブリ属 庭の芝生の上をかなり急いで歩いているところに出くわしました。体長6~7cmの大型です。踏み石を越えようとしてひっくり返り、慌てたようにもとに戻って、進んでいきました。 オサムシというと手塚治虫のネーミングの元になった…

ゼフィランサス

ヒガンバナ科 別名:レインリリー 原産地:中央~南アメリカ 大きさ:背丈15~30cm 耕作していない畑で、鮮やかな花を2輪見つけました。明らかに園芸種のようです。調べてみるとゼフィランサスということが分かりました。 ゼフィランサスにはいくつか種類が…

イヌタデ

タデ科イヌタデ属 「蓼食う虫も好き好き」でお馴染みのタデは、ヤナギタデのこと。ヤナギタデはピリピリと辛いことから薬味として重用されるのに対して、何の役にも立たないという意味の「イヌ」を付けられたというイヌタデです。 昔、女の子が赤い小さな実…

キマダラセセリ

サラサウツギの葉に、体長2cmほどの見馴れないチョウが止まっていました。昆虫図鑑は未だ所有していないため、迷わずGoogleレンズに助けを請うと「キマダラセセリ」がヒットしました。 ~以下websiteより引用~ 茶褐色と黄色の粗いまだら模様のセセリチョウ…

カヤツリグサ

カヤツリグサ科カヤツリグサ属 カヤツリグサにもいくつかの種類があるようです。Webで検索していたところ、詳しいサイトを見つけました。なんと、野田市役所のHPではありませんか。なぜそこまで?という疑問が当然沸いてきます。農業地帯での駆除を目的とし…

ドクダミ

ドクダミ科ドクダミ属 当たり前のようにどこにでも生えていたドクダミですが、最近はあまり目にすることがありません。そういえば、ドクダミは何科の植物だろうと気になったのです。 ドクダミは臭いも独特、抜いても抜いても生えてくる生育旺盛で厄介者扱い…

ホタルブクロ

キキョウ科ホタルブクロ属 初夏に花茎を延ばし、高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につけます。花は柄があって、うつむいて咲きます。暑さには弱い一方、日陰でもよく育ちます。 山間部に生える野生種ですが、花が美しいので家庭…

チガヤ

イネ科チガヤ属 唐津の菜畑遺跡を訪ねた際に、国道の中央分離帯にびっしりと生えていました。一面のチガヤが一斉に穂を風になびかせているさまは、なかなかの風情でした。やがて実ってススキのように綿毛を飛ばすのでしょう。凄まじい繁殖力です。

コヒルガオ

アサガオに似て淡いピンクの花がかわいいコヒルガオです。しかし、畑作には大きな敵です。その繁殖力の強さには、目を見張るものがあります。その茎を細かく切り刻んだとしても、 微塵になった茎の一つ一つから芽が出て、ツルを延ばすのです。 アサガオのよ…

ツルマンネングサ

ベンケイソウ科マンネングサ属 さて、平年より20日も早く梅雨入りしてしまいました。はや、熊本県ではすでに被害が出てしまいました。 雨では散策や撮影が難しく、野草のブログはそろそろネタ切れかな?と思っていましたが、草むらに黄色い花を見付けました…

イワタバコ

イワタバコ科イワタバコ属 橋観音の裏庭の岩肌に、貼り付くように群生しているイワタバコです。葉がタバコの葉に似ていることから、この名があります。 (以下Websiteより) 別名はニガナで、キク科の植物であるチシャ(萵苣)に似ていることからイワヂシャ(…

橋観音寺の天然「石橋」

佐世保市吉井町にある通称「お橋観音」は、約1200年前の奈良時代に、僧「行基」が開いたとされる由緒あるお寺です。 境内裏の急峻な谷には、高さ約20m、長さ30m、幅4mの第三紀砂岩層からなる2本の天然の石橋が”天の浮き橋”のようにかかっています。(website…

イヌホオズキ

ナス科 いつもの散策路を登りながら、いつものように生えている野草です。小さな白い花が咲いています。そういえば、この野草の名前も知りません。花の形はジャガイモに似ていますっぱの感じはピーマンのようです。 そこで調べてみると「イヌホオズキ」が一…

キクラゲ(木耳)

一昨年の台風で倒れた樹木に、びっしりと生えたキクラゲです。 食すにはやや勇気が必要でしたが、思いきって採集しました。夕食のスープに入れて試食。初めに食べた義兄が、「美味しい」と言ってくれたので一安心したのでした。ラーメンなどに入っているキク…

ミヤマヨメナ

(キク科シオン属) 所々に紫色の野菊が咲いています。しかし、春咲きの野菊はあまり無いようで、図鑑をめくって似ているノギクを見付けても、なかなか同定できませんでした。大体は秋に咲くのですから。 腹を据えて春咲きの野菊を検索してみました。どうやら…

サラサウツギ(更紗空木)

ユキノシタ科ウツギ属 アジサイ科と表記しているものもあるようです。 庭の植込みで白い蕾を鈴のように付けている樹木があります。花を見るのは初めてでした。早速調べてみると、葉の形や花の付きかたがヒメウツギに似ています。現物には、花にうっすらと赤…

ナワシロイチゴ(苗代苺🍓)

バラ科キイチゴ属 6月の苗代の頃に果実が熟すことからこの名があるようです。葉は互生し3出複葉(図A)。 花は集散花序(図B) 果実はもちろん食べることができます。やや酸味が強く、種子が口に残る感じがあります。ジャムにすると大変美味です。ただ、種子を取…

コウゾリナ (剃刀菜)

キク科コウゾリナ属 野道で普通に見られる野草と紹介されているコウゾリナでした。しかし、私は、なかなか見つけることができないでいたのでした。が、ついに見付けることができたのです。 車に自転車を積んで、となり町へ出かけました。渓流にかかる「石橋…

ヒルザキツキミソウ

アカバナ科マツヨイグサ属 草むらでピンクのお椀のような花が目立っていました。近づいてみると花の中央に虫がいます。カメムシのようです。マツヨイグサに対してヒルザキツキミソウというのでしょう。細い茎は30cmほどに直立して、花径4cm位の頭花を付けま…

クサイチゴ

バラ科 数年前のこと、家の回りに野イチゴがたくさん実を付けていたので、摘み取ってジャムを作ったことがありました。名前を調べると苗代イチゴだとわかり、それ以来野イチゴの種類に関心を持つようになったのでした。白い花が咲き、やがて赤い実を付けます…

ユキノシタ

ユキノシタ科ユキノシタ属 植込みの中や家の北側にはびこっているユキノシタ。一見カンアオイか観葉植物のようで、除草をためらっていました。白い可憐な花が咲くと、淡雪におおわれたように見えます。 ユキノシタの名前の由来は諸説あるようですが、図鑑に…

オヤブジラミ セリ科

放任中の畑に、葉はニンジンに似て、うんと小さく白い花を付けた野草があります。ムラサキケマンに似ています。何となくセリ科のようですが、なかなか特定できないでいたのでした。 そこでいつものドクターに尋ねてみました。「シャクかヤブジラミだと思いま…

? ソバ

今年は温かいせいなのか、こぼれダネのコスモスが花を咲かせています。ふと下に目をやると、小さな白い花をたくさん付けた野草が一本立っています。高さは20cmほど。さて、見たことがあるような、ないような。一旦家に戻って調べることにしました。 取り出し…

オニタビラコ

(鬼田平子) 3月当初よりコオニタビラコを見付けたいと思っていたのですが、5月になっても見付けられません。そろそろ花も終わりになりそうなので、オニタビラコをアップしました。 特徴は花茎が細長く、 分枝して複数の花を付ける、いわゆる集散花序という…

ペラペラヨメナ

キク科ムカシヨモギ属 沢の側壁に密集して咲く白い花。 ハルジオンかヒメジオンか、はたまたデージーかノースポールか。野生の花とは思えない華やかさです。散策を終えてポケット図鑑をめくってみると、ペラペラヨメナを見付けました。 『中央アメリカ原産の…

ツルの北帰行

3月下旬、東京から来た妻を迎えに行って、戻る途中、田んぼの中に鶴のような鳥がいると・・・。 運転手には確認の術もなく、後日確認するしかありませんでした。 鹿児島県川内平野で越冬したツル「マナヅル・ナベヅル」が、大陸との往来にV字編隊で佐世保の…

シロバナマンテマ

ナデシコ科マンテマ属の越年草 道端でちょっと変わった花を見つけました。花が縦に並んで咲いているようです。 名前がわかりません。もやもやが始まりました。図鑑を見ても似ている野草は見つかりません。4日ほど悩んでグーグルレンズに頼ることにしました。…

ウマノアシガタ

キンポウゲ科キンポウゲ属 「キツネノボタン」だと疑いもしなかったのですが、花や実はそっくりでも葉が深裂です。ということは、「ウマノアシガタ」でしょう。図鑑には、上部でよく分枝する4~5月頃直径2cmほどの黄色の5弁花を開く。とあります。 ウマノア…

キツネノボタン

キンポウゲ科キンポウゲ属 草むらに入ると必ずズボンにくっついてくる金平糖のような草の実です。ところが調べてみると、間違えやすい野草がいくつか見付かりました。そうなると果たしてこれはキツネノボタンでよいのか?という疑問が沸いてきました。 タガ…