2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

徘徊するミツバチか?

梅雨のある日、上がりの巣箱を見に行きました。 巣門付近の地面で、うごめいているミツバチが4~5匹います。真っ直ぐに歩くことも飛ぶこともできずに、のたうっているように見えます。 徘徊バチか??。羽は飛び出してはいないようです。いわゆるKウィングで…

オオワライタケ

6月27日 イノシシ対策のためワイヤーメッシュを延長しました。ふと森の中に目を向けると、大樹の根本に大きな黄色いキノコが生えていました。そういえば、毎年見かけていましたが、名前を特定するには至っていませんでした。 枯れ木を踏み分けながら、近付い…

ミツバチの分業

ミツバチは組織的にシステム化された社会性をもっていると言われます。一匹の女王蜂をトップに羽化後は幼虫の世話、巣房の掃除。その後、巣門に出て外敵から巣を守る門番。その後は花粉や蜜を集める外勤となります。 ニホンミチバチの成虫の寿命は40 日ぐら…

ヤマノイモ

ヤマノイモ科 オニドコロとの違いを比べるためにアップしてみました。いわゆる自然薯です。最近では技術が進歩して栽培種が販売されるようになっています。元々は自然のもの。掘り出すにはすごく時間と労力が必要です。 さて、wikipediaによれば、「雌雄異株…

タシロラン

ラン科 腐生植物 6月25日 梅雨の中休みも今日までとの予報です。野草の花も底をついてきました。何かないかと思いながら歩いていると、何やら白い植物がすっと伸びています。キノコのようですが、いくつもの鈴のような下向きの花を付けています。 見当がつか…

オニドコロ

ヤマノイモ科ヤマノイモ属 山芋の一種でヤマノイモの葉に似ていますが、円心形でヤマノイモより幅が広くずんぐりしています。根茎は固くて苦く、むかごは付きません。 所沢の地名は、オニドコロが語源となっているということです。目からうろこのトリビアで…

追い出されるオバチ(雄蜂)

6月半ば、雨上がりの巣門を観察していると、1匹の雄バチが働きバチから攻撃されていました。雄バチは無抵抗でされるがまま。見ている私の方がつらくなるほどでした。 ミツバチの雄は、巣の中で仕事をするわけではなく、他の群れの女王バチと空中で出会って…

トベラ

トベラ科トベラ属 いつもの山道で珍しい実を付けている木を見付けました。葉は厚みがあり、やや光沢を帯びて枝先に風車のように集中してついています。 調べると「トベラ」ということがわかりました。トベラという名は「扉(とびら)」に由来します。 トベラの…

ガマズミ

スイカズラ科ガマズミ属 山野に普通に見られる落葉低木です。春に小さな蕾をたくさん付けた様子は、とても目を引いていました。意外に薬用としての効能があるということです。以下websiteより引用です。 「ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノ…

トウモロコシに訪花するミツバチ

出穂して3日目のトウモロコシです。ミツバチがさかんに花粉を集めていました。腹部の色や模様から西洋ミツバチのようです。ミツバチの訪花といえば、集蜜をイメージしがちですが、花粉も同じくらい重要な食糧です。ミツバチの後足には花粉を入れる入れ物があ…

クロガネモチ

モチノキ科モチノキ属 5月下旬のことです。 聞き覚えのある羽音に辺りを見回しましたが、ミツバチの姿は確認できませんでした。そばのモチノキを見上げると、沢山のミツバチが訪花し、蜜を集めているようでした。さて、モチノキは立派な蜜源植物なのです。 …

ヒサギ 楸

トウダイグサ科の落葉高木 別名アカメガシワミツバチにとって、夏場の蜜枯渇期に、貴重な蜜源植物となるクサギという落葉広葉樹があります。私はこれがクサギだと思って疑いもしていなかったのです。念のためGoogleレンズで検索してみると、ヒサギと出ました…

ハキダメギク

キク科コゴメギク属 山道で5弁の白い小さな花を見付けました。ハキダメギクです。 熱帯アメリカ原産の1年草。花期は7月から11月とあります。以前コシロノセンダングサを特定するときに、ハキダメギクも調べたことを思い出しました。 さて、かわいそうな名前…

マメグンバイナズナ

アブラナ科マメグンバイナズナ属 道端でナズナを見付けました。普通に見られるナズナに比べて、花が塔のように立っています。 ナズナの種類も複数あることがわかってビックリしました。実の形が軍配に似ていることからグンバイナズナと名付けられ、グンバイ…

ナワシロイチゴの実

石垣に、たわわに実をつけたナワシロイチゴです。摘んで食べたくなります。種が口に残るのが残念なところです。

ヤブガラシ

ブドウ科ヤブガラシ属 畑の厄介者です。抜いても抜いても生えてきてしまいます。地中深く太い根を伸ばし、あっという間にはびこってしまうのです。ヤブガラシに絡まれた植物は光合成ができなくなり、やがて枯死してしまいます。藪を枯らしてしまうほどの繁殖…

ムラサキシキブ

マツヅラ科ムラサキシキブ属 用水路脇の茂みに、ムラサキシキブが咲いていました。わが家の玄関先にもあるので、すぐにわかりました。 以下Webより引用 細かい鋸歯がある。葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。初めは表側に細かい毛があることもある…

クチナシ

アカネ科クチナシ属 水田の用水路脇に、大きな白い6弁花の花が咲いていました。クチナシのようです。秋に赤い実をつけます。実は熟しても裂開しない、つまり口を開かないところから、クチナシという名が来ています。実は、黄色の染料としても利用されます。…

ユリズイセン開花

サルトリイバラ(猿捕り茨)

サルトリイバラ科シオデ属 どこか懐かしい葉っぱです。”団子の葉”と呼んでいましたが、正式名は知りませんでした。 サルトリイバラの名前の由来は、刺のある茎を伸ばして、枝から枝へと絡み付き、藪(やぶ)のようになったところに猿が追い込まれると、動け…

テイカカズラ

キョウチクトウ科テイカカズラ属 雨上がりの農道を歩いていると、棚田の法面に、風車のような白い花が咲いていました。花弁は卍のような形に見えます。 調べるとテイカカズラやトウキョウチクトウのようです。テイカカズラの花は、白から黄色に変化する特徴…

ユリズイセン

梅雨に入り、田植えが始まりました。棚田の散策路は、野草がきれいに刈られてしまいました。1日1花という目標は挫折ぎみです。 そんな折り、ユリやキスゲに似た植物を見付けました。 花はまだつぼみです。赤い花が咲きそうなのですが、1週間経っても開きませ…

6月のセイタカアワダチソウ

キク科アキノキリンソウ属の多年草 草むらの中で黄色い花が咲いています。近づいてみると明らかにセイタカアワダチソウです。通常は、10月初めに花をつけ始めるのですがなぜ?辺りを見回しても一株だけしか咲いていません。季節を間違えたのでしょうね。 ニ…

コシロノセンダングサ

キク科センダングサ属 5弁の白い花びらが特徴的な野草です。葉は対生し弱い鋸歯があるようです。花は直立し頭花は1つ。”Googleレンズ”ではコセンダングサがヒットしましたが、花の色は黄色で散形花序のようです。 さて、コゴメギクという野草も似ています…