サルトリイバラ(猿捕り茨)

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サルトリイバラ科シオデ属
どこか懐かしい葉っぱです。”団子の葉”と呼んでいましたが、正式名は知りませんでした。
サルトリイバラの名前の由来は、刺のある茎を伸ばして、枝から枝へと絡み付き、藪(やぶ)のようになったところに猿が追い込まれると、動けなくなってしまうと言う事から猿捕り茨(さるとりいばら)という名がついたとされています。
西日本では柏餅の柏葉の代わりに、この葉で餅を包む習わしがあります。私も子供のころよく食べた思い出があります。
秋には赤い実をつけます。
地下に根茎があり、乾燥させて薬用にするといいます。