ハキダメギク

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キク科コゴメギク属
山道で5弁の白い小さな花を見付けました。ハキダメギクです。
熱帯アメリカ原産の1年草。花期は7月から11月とあります。以前コシロノセンダングサを特定するときに、ハキダメギクも調べたことを思い出しました。
さて、かわいそうな名前の由来ですが、昔、家の近くにゴミを掃き捨てる「掃溜め」という場所がありました。 今でいう「共同ゴミ集積所」です。 大正時代、日本の植物分類学の祖 牧野富太郎博士が、世田谷の経堂の掃溜めでこの花を見つけ「ハキダメギク(掃溜菊)」と名付けたのだそうです。経堂と知ってより愛着を感じたのでした。