熱海で土石流発生

他人事ではない災害
土石流の悲惨な映像が飛び込んできました。熱海といえば昨年2月、芦ノ湖からの帰り道で、趣向を変えて大観山から湯河原に下りたのでしたが、ほぼ同じエリアです。つづら折りの急な坂道が生々しくよみがえってきました。
急で狭小な谷を挟んで点在する集落を抜けて、麓の温泉街までの道は、今回の災害箇所とよく似ていました。
さて、実家は標高500m足らずの山の中腹、200m付近にあります。230m付近では、ソーラーパネルを設置する工事が始まりました。1haほどの山林が伐採され、重機が入って整地され、ソーラーパネルが運び込まれました。どうやら間もなく工事は終わるのでしょうが、切り開いた斜面によう壁はなく、大雨が降ると土砂が一気に流れ出すのではないかと思われるのです。
そうなると実家もフォールラインの一部に含まれ、被害を免れることはできないでしょう。
避難すると言っても、車でないと足も目も不自由な母を連れて行くことはできません。避難のタイミングを外さないように、今からイメージトレーニングを始めているところです。まさに他人事とは思えない、悲惨な災害です。