トキワハゼ

f:id:triple888:20210415125302j:plainゴマノハクサ科の小型の一年草
小さな唇形花を付けた野草です。名前を調べようとしましたが、なかなか見付からない。決めてになったのは、花の下唇中央に黄色い斑点があることでした。以下ネット情報です。

※東アジアの温帯から熱帯にかけて広く分布し,日本各地の庭や路傍に雑草としてごく普通にみられる。葉は長さ2~5cmの長卵形で短い柄があり,柄には翼がある。高さ10~15cmの茎を伸ばし,葉とともに軟毛が多い。ムラサキサギゴケによく似ているが,匍匐(ほふく)する枝を出さない点で区別できる。また花期もより長く,春から秋にかけて,茎の先端にまばらな総状花序をなして淡紅紫色の小花を次々とつける。花は長さ1cmほどの唇状花で先端は上下2唇に分れる。
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シロバナノアザミ

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「珍しいものを見つけましたよ」とドクターが教えてくださいました。以前、シロバナホトケノザを見つけた道路脇の法面に、それはありました。
「これは本当に珍しいですよ。1万分の1位でしょう。」ということで、またも初めて見るシロバナノアザミとなったのでした。あたりを見回して見てもシロバナノアザミは、一株だけしかありませんでした。
web検索すると、『野生のシロバナノアザミは大変珍しく、盗掘されることが多く、フィールドで見付けることは稀です。』とありました。ネットショップでは、700円前後で売られていました。送料は別です。さて、来年も咲いてくれるでしょうか?

ジュウ二ヒトエ

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シソ科キランソウ
国道沿いの歩道でガードレールに守られるように花が咲いていました。淡紫色の唇形花が穂状に伸びた草花でした。十二単という名前が頭をよぎります。もちろん見るのは初めてでした。図鑑で調べると、セイヨウジュウ二ヒトエとジュウニヒトエがこれに似ています。
セイヨウニジュウヒトエは、濃い紫色の花を付け、ほふく茎(ランナー)が延びるとあります。在来種のジュウニヒトエは淡紫色とあり、花の色で決めることにしました。名前の由来は平安貴族の十二単のように、花が重なって咲くからのようです。 ならばもう少し彩り鮮やかな花を付けてほしいと思うところです。]

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

f:id:triple888:20210412095544j:plainゴマノハクサ科サギゴケ
カキドオシに似ていますが葉の形が違います。キランソウに似ていますが茎が長く伸びています。花は紫色の唇形。コケの仲間ではありません。白い花をサギゴケといい、花の形が野鳥の鷺に似ていることからこの名があるといいます。紅紫色で2cm弱の花を付けるのがムラサキサギゴケです。

ツルニチソウ(蔓日草)

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リンドウ目キョウチクトウ科
植え込みの下で、鮮やかな紫の花が目立ちます。桔梗に似た花ですが、調べるとツルニチソウという名前だとわかりました。
放っておくとどんどんはびこって行きます。花が密集して咲くとみごです。
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ギョイコウ(御衣黄)

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桜に詳しい方々からは珍重される緑色の桜です。実家のそばにある畑でこれを見つけたのは、5年ほど前のこと。高い位置に花を付け、人通りも少ない犬の散歩道でもあり、オーナー以外に誰も目を向けることのない桜のようでした。何より緑色の花は鮮やかさが乏しく地味に見えるからなのでしょう。花が終わりに近づくと中心から赤身を帯びてきます。
名前の由来は平安時代の貴族が着ていた御衣の萌黄色(もえぎいろ)の花が咲くからだとか。江戸時代に品種改良され、徐々に全国へ拡がったといいます。
以前、妻が見たいというので京王線飛田給駅北口で、街路樹として植えられた御衣黄桜を見に行ったのが初めての出合いでした。

シャガ(射干/著莪)

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春になるとアヤメに似た花を付け、庭を占拠する勢いではびこっていた草花が気になっていました。改めて調べてみると園芸種ではなく、野草のシャガだとわかりました。そういえば箱根湯本にヒメシャガの湯という日帰り温泉がありました。シャガに似て小さい種なのでヒメシャガというらしいのです。私は、樹木だろうと思っていたのですが。<以下 引用>
「シャガは、日本に古くから自生し、人里近くで見かけることのできるありふれた花の1つです。その見た目は、アイリスとは一味ちがった可憐さがあり、和の庭によく合う雰囲気を持っています。性質は丈夫で育てやすく、日陰を好むことから、シェードガーデンや樹木の下草に利用されます。(wikipediaより)」