キイロスズメバチ襲来

今年はやはり、季節の進行が早いのでしょうか。7月1日にはセミの初鳴きを観測しました。何ゼミかは不明でしたが。そして、ニホンミツバチの巣箱には、キイロスズメバチが襲来しました。今季初です。気になっていた徘徊蜂は認められませんでした。4回に亘るギ酸投与が功を奏したようです。
しかし、キイロスズメバチは、これから幾度となく襲来してくるはずです。見つければバドミントンのラケットを持って、叩き落とします。ちょっと怖い気もしますが、ミツバチを狙ってホバリングするので、だいたいはヒットします。ほかに、ペットボトルのトラップを仕掛けておくと、労せずして捕獲できます。
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ニホンミツバチは、スズメバチを集団で撃退する能力があります。1匹のスズメバチを集団で捕り堅め、自分たちの体温を上げて熱殺または、炭酸ガスの濃度を上げて殺すという研究結果があるようですが、いまだに謎なのです。この能力は、西洋ミツバチにはありません。
しかし、オオスズメバチが大量に侵入してしまうと、ニホンミツバチの群れは、全滅してしまうのです。オオスズメバチの襲来は9月から11月にかけてです。巣門をかじられないように、金属で補強してやらなければなりません。
蜂場から目が離せないシーズンの到来です。