アップルミント

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花がめっきり少なくなった散歩道で、薄紫色の花が咲いています。明らかに葉っぱはミントのようです。葉を1枚いただいて匂いを嗅いでみました。ミントと言うより、甘い匂いがするように思えました。
ミントといえばハーブの代表。ハッカの味しか知りませんでしたが、アップルやパイナップルなどがあると知って驚きです

恐るべしニホンミツバチ”蜂球パワー”

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巣箱の巣門前に、ミツバチが集まって小さな蜂球ができていました。中央がやや盛り上がっていることから、スズメバチを取り込んでいるのでしょう。私には初めて目にする光景でした。
時間を置いて見に行って見ましたが、すでに蜂球はなくなっていました。地面にはキイロスズメバチの死骸が転がっていました。キイロスズメバチは2匹、円く固まって死んでいました。
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ニホンミツバチが持っている、自然界で生き抜くためのすごい能力です。

カノコユリ

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紅色の鹿の子絞りのような模様が見られることから、この名前があります。
カノコユリ(鹿の子百合)は別名ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)とも呼ばれており、現在は自生地の減少が著しく環境省レッドリスト登録されている絶滅危惧種です。花弁に鹿の子模様の斑点があり名前の由来となります。また綺麗な花を咲かせることから、昔から観賞用に栽培されてきました。
カノコユリは、佐世保市の花に指定されていました。九十九島の島々に多数自生しているということです。また、カサブランカカノコユリから生まれたとも⁉️驚きです。
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ホルトノキ

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ホルトノキ

微熱から、39度超えの発熱となり3日間寝込んでしまいました。体調がもどるまで、一週間もかかってしまいました。
野の花をもとめて散策してみると、花がめっきり減ったことがわかります。小さな公園の植木に花が咲いているものがありました。もちろん初めて見る花です。 写真に収めて帰って来ました。
ホルトノキといいます。
以下webより
クスノキやヒトツバタゴなどと共に「ナンジャモンジャの木」と呼ばれる木の一つで、日本では寺社に植えることが多い。
・「ホルトノキ」は「ポルトガルの木」の意味で、元来はオリーブを指していたが、江戸中期の博物学者である平賀源内がオリーブと似たような果実を付ける本種をオリーブと誤認した、あるいは本種からポルトガルの油(=オリーブオイル)が採取できると勘違いしたことによる。

小さな白い花は、もじゃもじゃの髭を思わせる下向きの可憐な花です。

オニユリ?コオニユリ?

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野道でよく見かけるようになりました。野生種ですが、古に中国から持ち込まれたものと考えられています。
オニユリは茎は1.5mぐらい。葉は披針形でわきにムカゴが着きます。よく似ていますがコオニユリには、ムカゴが着かないので区別がつきます。
改めてムカゴを確認しに行くと、ムカゴがありません。するとこれはコオニユリということになります。
一方10mほど離れた畑の際に咲くユリには、茎にびっしりと黒っぽいムカゴが着いていました。
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なるほど、よく似ています。

庭では今朝、鉢植えのカサブランカが咲きました。これからはユリの季節。九十九島を代表するカノコユリの開花が待たれます。
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ミヤマカミキリとニイニイゼミ

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巣箱の巡検です。なんとカミキリとセミが止まっていました。ゴマダラカミキリは、ミカンの木の大敵です。捕獲する前に撮影することにしました。調べるとミヤマカミキリだとわかりました。特徴は胸にシワシワがあることです。拡大すると確かにシワシワがありました。コナラやクヌギの樹液を吸うようです。ミカンの敵ではないことがわかってほっとしました。

ニイニイゼミ
体長25mmほどで、樹木の幹に溶け込んでしまうような保護色をしています。セミの中でも、夏の初めにいち早く鳴き出すセミです。7月1日の初鳴きはこのニイニイゼミだったのです。

ところでミツバチはというと、巣門付近に集まって一斉に震えていました。いわゆるシバリングという行動です。スズメバチ襲来時の行動で、群れ全体に伝播しシンクロしていくのです。

キイロスズメバチ襲来

今年はやはり、季節の進行が早いのでしょうか。7月1日にはセミの初鳴きを観測しました。何ゼミかは不明でしたが。そして、ニホンミツバチの巣箱には、キイロスズメバチが襲来しました。今季初です。気になっていた徘徊蜂は認められませんでした。4回に亘るギ酸投与が功を奏したようです。
しかし、キイロスズメバチは、これから幾度となく襲来してくるはずです。見つければバドミントンのラケットを持って、叩き落とします。ちょっと怖い気もしますが、ミツバチを狙ってホバリングするので、だいたいはヒットします。ほかに、ペットボトルのトラップを仕掛けておくと、労せずして捕獲できます。
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ニホンミツバチは、スズメバチを集団で撃退する能力があります。1匹のスズメバチを集団で捕り堅め、自分たちの体温を上げて熱殺または、炭酸ガスの濃度を上げて殺すという研究結果があるようですが、いまだに謎なのです。この能力は、西洋ミツバチにはありません。
しかし、オオスズメバチが大量に侵入してしまうと、ニホンミツバチの群れは、全滅してしまうのです。オオスズメバチの襲来は9月から11月にかけてです。巣門をかじられないように、金属で補強してやらなければなりません。
蜂場から目が離せないシーズンの到来です。