花がめっきり少なくなった散歩道で、薄紫色の花が咲いています。明らかに葉っぱはミントのようです。葉を1枚いただいて匂いを嗅いでみました。ミントと言うより、甘い匂いがするように思えました。
ミントといえばハーブの代表。ハッカの味しか知りませんでしたが、アップルやパイナップルなどがあると知って驚きです
ホルトノキ
微熱から、39度超えの発熱となり3日間寝込んでしまいました。体調がもどるまで、一週間もかかってしまいました。
野の花をもとめて散策してみると、花がめっきり減ったことがわかります。小さな公園の植木に花が咲いているものがありました。もちろん初めて見る花です。 写真に収めて帰って来ました。
ホルトノキといいます。
以下webより
※クスノキやヒトツバタゴなどと共に「ナンジャモンジャの木」と呼ばれる木の一つで、日本では寺社に植えることが多い。
・「ホルトノキ」は「ポルトガルの木」の意味で、元来はオリーブを指していたが、江戸中期の博物学者である平賀源内がオリーブと似たような果実を付ける本種をオリーブと誤認した、あるいは本種からポルトガルの油(=オリーブオイル)が採取できると勘違いしたことによる。
小さな白い花は、もじゃもじゃの髭を思わせる下向きの可憐な花です。
ミヤマカミキリとニイニイゼミ
巣箱の巡検です。なんとカミキリとセミが止まっていました。ゴマダラカミキリは、ミカンの木の大敵です。捕獲する前に撮影することにしました。調べるとミヤマカミキリだとわかりました。特徴は胸にシワシワがあることです。拡大すると確かにシワシワがありました。コナラやクヌギの樹液を吸うようです。ミカンの敵ではないことがわかってほっとしました。
ニイニイゼミ
体長25mmほどで、樹木の幹に溶け込んでしまうような保護色をしています。セミの中でも、夏の初めにいち早く鳴き出すセミです。7月1日の初鳴きはこのニイニイゼミだったのです。
ところでミツバチはというと、巣門付近に集まって一斉に震えていました。いわゆるシバリングという行動です。スズメバチ襲来時の行動で、群れ全体に伝播しシンクロしていくのです。
キイロスズメバチ襲来
今年はやはり、季節の進行が早いのでしょうか。7月1日にはセミの初鳴きを観測しました。何ゼミかは不明でしたが。そして、ニホンミツバチの巣箱には、キイロスズメバチが襲来しました。今季初です。気になっていた徘徊蜂は認められませんでした。4回に亘るギ酸投与が功を奏したようです。
しかし、キイロスズメバチは、これから幾度となく襲来してくるはずです。見つければバドミントンのラケットを持って、叩き落とします。ちょっと怖い気もしますが、ミツバチを狙ってホバリングするので、だいたいはヒットします。ほかに、ペットボトルのトラップを仕掛けておくと、労せずして捕獲できます。
ニホンミツバチは、スズメバチを集団で撃退する能力があります。1匹のスズメバチを集団で捕り堅め、自分たちの体温を上げて熱殺または、炭酸ガスの濃度を上げて殺すという研究結果があるようですが、いまだに謎なのです。この能力は、西洋ミツバチにはありません。
しかし、オオスズメバチが大量に侵入してしまうと、ニホンミツバチの群れは、全滅してしまうのです。オオスズメバチの襲来は9月から11月にかけてです。巣門をかじられないように、金属で補強してやらなければなりません。
蜂場から目が離せないシーズンの到来です。