2021-01-01から1年間の記事一覧

トベラ

トベラ科トベラ属 いつもの山道で珍しい実を付けている木を見付けました。葉は厚みがあり、やや光沢を帯びて枝先に風車のように集中してついています。 調べると「トベラ」ということがわかりました。トベラという名は「扉(とびら)」に由来します。 トベラの…

ガマズミ

スイカズラ科ガマズミ属 山野に普通に見られる落葉低木です。春に小さな蕾をたくさん付けた様子は、とても目を引いていました。意外に薬用としての効能があるということです。以下websiteより引用です。 「ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノ…

トウモロコシに訪花するミツバチ

出穂して3日目のトウモロコシです。ミツバチがさかんに花粉を集めていました。腹部の色や模様から西洋ミツバチのようです。ミツバチの訪花といえば、集蜜をイメージしがちですが、花粉も同じくらい重要な食糧です。ミツバチの後足には花粉を入れる入れ物があ…

クロガネモチ

モチノキ科モチノキ属 5月下旬のことです。 聞き覚えのある羽音に辺りを見回しましたが、ミツバチの姿は確認できませんでした。そばのモチノキを見上げると、沢山のミツバチが訪花し、蜜を集めているようでした。さて、モチノキは立派な蜜源植物なのです。 …

ヒサギ 楸

トウダイグサ科の落葉高木 別名アカメガシワミツバチにとって、夏場の蜜枯渇期に、貴重な蜜源植物となるクサギという落葉広葉樹があります。私はこれがクサギだと思って疑いもしていなかったのです。念のためGoogleレンズで検索してみると、ヒサギと出ました…

ハキダメギク

キク科コゴメギク属 山道で5弁の白い小さな花を見付けました。ハキダメギクです。 熱帯アメリカ原産の1年草。花期は7月から11月とあります。以前コシロノセンダングサを特定するときに、ハキダメギクも調べたことを思い出しました。 さて、かわいそうな名前…

マメグンバイナズナ

アブラナ科マメグンバイナズナ属 道端でナズナを見付けました。普通に見られるナズナに比べて、花が塔のように立っています。 ナズナの種類も複数あることがわかってビックリしました。実の形が軍配に似ていることからグンバイナズナと名付けられ、グンバイ…

ナワシロイチゴの実

石垣に、たわわに実をつけたナワシロイチゴです。摘んで食べたくなります。種が口に残るのが残念なところです。

ヤブガラシ

ブドウ科ヤブガラシ属 畑の厄介者です。抜いても抜いても生えてきてしまいます。地中深く太い根を伸ばし、あっという間にはびこってしまうのです。ヤブガラシに絡まれた植物は光合成ができなくなり、やがて枯死してしまいます。藪を枯らしてしまうほどの繁殖…

ムラサキシキブ

マツヅラ科ムラサキシキブ属 用水路脇の茂みに、ムラサキシキブが咲いていました。わが家の玄関先にもあるので、すぐにわかりました。 以下Webより引用 細かい鋸歯がある。葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。初めは表側に細かい毛があることもある…

クチナシ

アカネ科クチナシ属 水田の用水路脇に、大きな白い6弁花の花が咲いていました。クチナシのようです。秋に赤い実をつけます。実は熟しても裂開しない、つまり口を開かないところから、クチナシという名が来ています。実は、黄色の染料としても利用されます。…

ユリズイセン開花

サルトリイバラ(猿捕り茨)

サルトリイバラ科シオデ属 どこか懐かしい葉っぱです。”団子の葉”と呼んでいましたが、正式名は知りませんでした。 サルトリイバラの名前の由来は、刺のある茎を伸ばして、枝から枝へと絡み付き、藪(やぶ)のようになったところに猿が追い込まれると、動け…

テイカカズラ

キョウチクトウ科テイカカズラ属 雨上がりの農道を歩いていると、棚田の法面に、風車のような白い花が咲いていました。花弁は卍のような形に見えます。 調べるとテイカカズラやトウキョウチクトウのようです。テイカカズラの花は、白から黄色に変化する特徴…

ユリズイセン

梅雨に入り、田植えが始まりました。棚田の散策路は、野草がきれいに刈られてしまいました。1日1花という目標は挫折ぎみです。 そんな折り、ユリやキスゲに似た植物を見付けました。 花はまだつぼみです。赤い花が咲きそうなのですが、1週間経っても開きませ…

6月のセイタカアワダチソウ

キク科アキノキリンソウ属の多年草 草むらの中で黄色い花が咲いています。近づいてみると明らかにセイタカアワダチソウです。通常は、10月初めに花をつけ始めるのですがなぜ?辺りを見回しても一株だけしか咲いていません。季節を間違えたのでしょうね。 ニ…

コシロノセンダングサ

キク科センダングサ属 5弁の白い花びらが特徴的な野草です。葉は対生し弱い鋸歯があるようです。花は直立し頭花は1つ。”Googleレンズ”ではコセンダングサがヒットしましたが、花の色は黄色で散形花序のようです。 さて、コゴメギクという野草も似ています…

マイマイカブリ

オサムシ科マイマイカブリ属 庭の芝生の上をかなり急いで歩いているところに出くわしました。体長6~7cmの大型です。踏み石を越えようとしてひっくり返り、慌てたようにもとに戻って、進んでいきました。 オサムシというと手塚治虫のネーミングの元になった…

ゼフィランサス

ヒガンバナ科 別名:レインリリー 原産地:中央~南アメリカ 大きさ:背丈15~30cm 耕作していない畑で、鮮やかな花を2輪見つけました。明らかに園芸種のようです。調べてみるとゼフィランサスということが分かりました。 ゼフィランサスにはいくつか種類が…

イヌタデ

タデ科イヌタデ属 「蓼食う虫も好き好き」でお馴染みのタデは、ヤナギタデのこと。ヤナギタデはピリピリと辛いことから薬味として重用されるのに対して、何の役にも立たないという意味の「イヌ」を付けられたというイヌタデです。 昔、女の子が赤い小さな実…

キマダラセセリ

サラサウツギの葉に、体長2cmほどの見馴れないチョウが止まっていました。昆虫図鑑は未だ所有していないため、迷わずGoogleレンズに助けを請うと「キマダラセセリ」がヒットしました。 ~以下websiteより引用~ 茶褐色と黄色の粗いまだら模様のセセリチョウ…

カヤツリグサ

カヤツリグサ科カヤツリグサ属 カヤツリグサにもいくつかの種類があるようです。Webで検索していたところ、詳しいサイトを見つけました。なんと、野田市役所のHPではありませんか。なぜそこまで?という疑問が当然沸いてきます。農業地帯での駆除を目的とし…

ドクダミ

ドクダミ科ドクダミ属 当たり前のようにどこにでも生えていたドクダミですが、最近はあまり目にすることがありません。そういえば、ドクダミは何科の植物だろうと気になったのです。 ドクダミは臭いも独特、抜いても抜いても生えてくる生育旺盛で厄介者扱い…

ホタルブクロ

キキョウ科ホタルブクロ属 初夏に花茎を延ばし、高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につけます。花は柄があって、うつむいて咲きます。暑さには弱い一方、日陰でもよく育ちます。 山間部に生える野生種ですが、花が美しいので家庭…

チガヤ

イネ科チガヤ属 唐津の菜畑遺跡を訪ねた際に、国道の中央分離帯にびっしりと生えていました。一面のチガヤが一斉に穂を風になびかせているさまは、なかなかの風情でした。やがて実ってススキのように綿毛を飛ばすのでしょう。凄まじい繁殖力です。

コヒルガオ

アサガオに似て淡いピンクの花がかわいいコヒルガオです。しかし、畑作には大きな敵です。その繁殖力の強さには、目を見張るものがあります。その茎を細かく切り刻んだとしても、 微塵になった茎の一つ一つから芽が出て、ツルを延ばすのです。 アサガオのよ…

ツルマンネングサ

ベンケイソウ科マンネングサ属 さて、平年より20日も早く梅雨入りしてしまいました。はや、熊本県ではすでに被害が出てしまいました。 雨では散策や撮影が難しく、野草のブログはそろそろネタ切れかな?と思っていましたが、草むらに黄色い花を見付けました…

イワタバコ

イワタバコ科イワタバコ属 橋観音の裏庭の岩肌に、貼り付くように群生しているイワタバコです。葉がタバコの葉に似ていることから、この名があります。 (以下Websiteより) 別名はニガナで、キク科の植物であるチシャ(萵苣)に似ていることからイワヂシャ(…

橋観音寺の天然「石橋」

佐世保市吉井町にある通称「お橋観音」は、約1200年前の奈良時代に、僧「行基」が開いたとされる由緒あるお寺です。 境内裏の急峻な谷には、高さ約20m、長さ30m、幅4mの第三紀砂岩層からなる2本の天然の石橋が”天の浮き橋”のようにかかっています。(website…

イヌホオズキ

ナス科 いつもの散策路を登りながら、いつものように生えている野草です。小さな白い花が咲いています。そういえば、この野草の名前も知りません。花の形はジャガイモに似ていますっぱの感じはピーマンのようです。 そこで調べてみると「イヌホオズキ」が一…